体育祭同窓会杯審査報告

 東高の一大イベント、体育祭!!今年は天候にも恵まれ朝から熱気あふれる体育祭となりました。ここ三年間は毎年雨に降られてしまい、前日の団席設置ができず、やむをえず競技数が減らされてしまっていたのですが今年は全種目無事に行われました。 入場行進の後は注目の一発芸!赤団は殿様。白団は空手、青団はヤンキー、緑団はポンキッキーズ。よく考えるなぁ。どの団も面白かったです☆

 それにしても今年の体育祭は各団ピリリと一味違いました。朝からみんなヤル気で す。それも応援団ばかりが目立つのではなく、団全体の行動がアピールになっているのです。 例えば。団席に生徒がいないのです。体育祭は始まったばかりだというのに一体ドコヘいったのやら…?と審査員たちが心配していると、なんとっ!もう次の競技の召集場所にきっちり並んで座っているのです!おいおい、早すぎるデショウ!とつっこみたくなるほどの迅速な行動!!つっこむのも忘れ、逆によく指示が伝わっているんだなと感心してしまいました。 競技は順調に進みました。迫力があったのはやはり、騎馬戦(女子)!怖いです ねぇ。怖いですねぇ。昨年は騎馬戦がカットされてしまったので悔しかったのを覚えています。是非やりたかった!リレーも盛り上がりました。走っている人ってどうしてあんなにかっこいいのでしょうか!!

リレー
リレー

 お昼の各団の応援合戦は見ていて楽しいですね。今年は衣装変えの団はありませんでした。私個人的には白のプレスリーが好きでした。また青の女の子がアラビア風で審査員(男子)に人気でした。毎年毎年肌の露出が多くなっていくようですが大丈夫でしょうか!こちらもドキドキです。七分間踊ったあとの涙が印象的でした。 また、今年は団席の規模が制限されることになりました。立体作品は設営に時間がかかるということで牛乳パックによる立体しか許可されないというのです。しかし、そんな障害もなんのその!今年もすばらしい団席が四つ出来上がっていました!!赤はお立ち台がついていて白はマリリンモンロー、青はエジプト・アラビア風で緑はレゴの海賊船。中でも白の団席がすばらしいという意見が多く出されました。審査員席から離れた位置にありましたがその迫力が伝わってきました!!

赤団
赤団
白団
白団
青団
青団
緑団
緑団

 さてさてここからが大モメの同窓会杯審査。 審査員は同窓会幹事二名と二十四期の各団長四名で計六人。同窓会杯の審査基準は競技態度全般ということで、朝の開会式からずっと見てきたのですが、どの団もそれぞれ素晴らしく審査は難航。点数もほぼ同じです。赤は楽しい応援を団全体で行っていました。白は例年黄色く染めていたTシャツを今年は染めずに真っ白のまま。素敵な団席と一体になっていてよかったです。青は青と赤の衣装で踊りかわいかったです!最後の盛り上がりもよかった!緑は応援をやめなければならない赤い旗があがっても応援が絶えることはなく私たちを楽しませてくれました。250人もの生徒を楽しく盛り上げていくのは大変です。でもその苦労も感じさせずに心から楽しんでいるようでした!この中からひとつの団を選べというのは酷な話です。  今年は特に団全体の盛り上がりが光りました。審査員六人が真剣に悩み議論した結果、中でも総合的に一番優れていた赤団に今年度の同窓会杯を授与することを決定しました。六人全員の一致です。

 今年は応援賞をどの団がとるか予想できませんでした。私たちもドキドキの結果発表で、応援賞、総合優勝ともに緑団がとりました。三冠を目指す緑団、その他の団員の視線を体中に感じながらも、同窓会杯発表の瞬間、飛び上がって喜ぶ赤団員を見て私たちもとても感動しました。やはり、体育祭はいいものですね。これからも高校生でしかできないこのような行事を大切にしてほしいと思います。特に三年生は、東高で身に付けた根性とかけがえのない仲間を大切にして、受験勉強にも励んでほしいと思います。審査員として体育祭に参加できたことを私たちも嬉しく思います。 最後になりましたが、お世話になりました同窓会の先輩方、東高の先生方ありがとうございました。