第27回定期総会

2005年6月5日(日)

 第27回定期総会が八王子東高校1F会議室で開催され、役員を含む正会員(卒業生)15名が参加しました。

 昨年、一昨年と続けて総会の模様をお伝えできませんでしたが、これは総会が開かれなかったわけではなく、情報処理委員会の担当者が取材またはページ作成に時間が取れなかったためです。同窓会の一年の活動方針を決める大切な会議であるにもかかわらず、情報処理委員会としての役目を果たせず申し訳ありませんでした。

開会の辞
会長挨拶

会次第は別ページとさせていただきましたので、リンク先を参照してください。

 今回の総会で議論された主な内容は次の通りです。
1.2004年度事業報告
役員会からの報告は主に次のような内容でした。
・全体としては事業削減の方針で取り組んでいます。
・運営懇談会もその役目を終えたと考え休止しました。今後、同窓会運営の方針を考える場としては総会を中心に考えていきたいと思います。

2.2004年度決算報告
一般会計について役員会から次のような説明がありました。
収入の部:
会費収入は見込み通りでした。
「預かり金」の項目は入会しなかった人や誤入金への返金です。
支出の部:
会議費は主に役員会開催の費用(市民センターの借用費、交通費など)です。   
事業費の同窓会杯費の予算オーバーは見込みより審査員が多かったためです。活発な活動の結果であるため、適切な支出と考えています。   
新入会員費が大幅にオーバーしたのは在校の3年生に同窓会入会案内と共に配布する分の会報「桜庭」が不足したためで、印刷部数の見込み違いによるものです。役員会の判断ミスであり申し訳ありません。
特別会計については予算とおりでした。

3.2004年度監査報告
監査3名が欠席であったため会長より代理で報告がありました。監査は例年通りに総会までに行われ、会計書を通じて役員会が示した同窓会運営状態が事実と相違ないことが確認されました。但し監査後に27期生の入会者数を1名数え間違えていることが役員会で判明し、不入会者への返金分と入替えて処理しました。

4.会則等改正
次のような改正提案が役員会よりありました。

改正前改正後
第5条(会員の義務)
2.
会員は、その姓名、住所、職業等に変更が生じたときは、速やかに直接役員会に届け出るか、あるいは在学中の学級により選任された幹事に届け出なければならない。
第5条(会員の義務)
2.
会員は、その姓名、連絡先等に変更が生じたときは、速やかに役員会に届け出なければならない。
第27条(会費)
2.
入会後20年を経た正会員は、金3000円を30年目までの継続会費として納入する。以降10年目毎に同じく継続会費を納入する。
第27条(会費)
2.
卒業年から満20年を経た正会員は、金3000円を30年目までの継続会費として納入する。以降10年目毎に同じく継続会費を納入する。

<改訂理由>
・第5条
名簿委員会にて収集する会員情報の項目を絞り込んだことに伴い届出項目を変更します。
幹事が稼動していないクラスがあるという現状に鑑み変更します。
・第27条
卒業=同窓会入会ではなくなったため、継続会費の対象年を明確にするためです。

上記「2004年度決算報告」から「会則改定」までの議決は賛成13名(議長、副議長を除く)で承認されました。

5.2005年度役員選出
役員会からの2005年度推薦候補は次の通りです。また、2004年度中に役員会が選任した欠員補充のための役員はいませんでした。

会長(定員1名)堀口昌哉(1期)
副会長(定員3名)奥山博司(1期) 川上あづさ(13期) 内藤祐一郎(14期)
会計(定員4名)福留智美(6期) 今井 識(20期) 佐藤伴近(23期) 《欠員1》
書記(定員4名)今野菜穂子(21期) 《欠員1》《欠員1》 《欠員1》
監査(定員3名)迫田 僚(1期) 坂本真実(2期)

以上の他に、会則に基づき名誉会長を北沢好一校長に、監査を加藤定助事務長にお願い致しました。また、今年度の顧問は三井肇先生です。
上記の役員会推薦候補は賛成13名(議長、副議長を除く)で承認されました。

6.定期総会以前の2005年度事業報告
別紙の事業計画を元に次の内容が役員会から説明されました。
会報発行:
文字を大きくしたことと目次を入れたことにより4ページ増刷しました。
総会開催:
会場の準備や議事のまとめを行いました。
連絡先等変更のオンライン受付試験運用:
名簿委員会と情報処理委員会が協力して行いました。現時点までに20件程度の利用がありました。

7.2005年度事業計画案審議 
引き続き2005年度の事業計画が役員会より説明されました。
全体方針:
事業縮小方向を継続します。
学校運営連絡協議会
同窓会を代表して協議会に出席する委員は3年間が任期のため今年は3代目を新たに選出します。
会報の連絡先不明者欄:
掲載人数の増加と連絡先不明者も個人情報に当たるため来年度より会報への掲載を取りやめます。ホームページからの登録も代替手段として作成しました。
以上の説明に対し、連絡先不明者を会報に載せないのならば、止めることとその理由を会報に載せてほしいという意見がありました。上記、「2005年度事業計画案審議」については賛成13名(議長、副議長を除く)で承認されました。

8.2005年度予算案審議
2005年度の予算案について次の通り役員会より説明がありました。
収入:
・新卒業生は同窓会にほぼ全入と考えています。
・継続会費は例年通りを見込んでいます。
・寄付金も例年通りを見込んでいます。
支出:
物品費:
書記用PCを購入予定。同窓会携帯電話の買い替え。
保険料:
同窓会活動に関する保険。事故などへの備え。
利殖特別会計:
利息を一般会計で扱うように管理を変え、戻入などの会計上の処理を簡略にしました。実際、利息は自動的に普通口座に振り込まれるため、実態に即した管理方法と考えています。
東高周年事業協力積立金:
例年通り年5万円を積み立てます。
この予算案に対し、「利息の処理がないのならば、利殖特別会計を残す意味があるのか?」という質問があり、役員会からは「将来的に定期預金の取り崩しなどが考えられるため特別会計は残すつもりです。」との回答がありました。
上記、「2005年度予算案審議」については賛成13名(議長、副議長を除く)で承認されました。

9.その他
その他の話題として以下のような議論が行われました。
訃報の掲載について
「来年度の会報より訃報の掲載を取りやめます」との話が役員会よりありました。主な理由は情報の取り扱いが難しいこと、同窓会としても全てを把握しきれないこと、今後増加することが予想されること、が挙げられました。それに対して会員の方から「掲載を取りやめるのは理解できるが、亡くなった方にも会報を送っているのか?」との質問がありました。現状は遺族から連絡を受けた場合に取りやめるようにしているとのことです。
東高の部活動コーチに対する報奨費援助について
総会の前日に、東高より部活動のコーチ(主に同窓生が行なっている)に対する報奨費援助の依頼を役員会が受けました。東京都からの予算が従来に比べて削減されたためです。同窓会はこのような金銭面での東高の依頼に応えられないのが現状ですが、とりあえず本年度は東高周年事業協力積立金増資分を限度として援助の可能性を残して検討することが採決されました。採決の結果は賛成:8名、反対:5名でした。

 このようにさまざまな議論が行われた総会は午後5時過ぎに閉会しました。同窓会の活動を決めるための重要な会議ですので会員の皆さまの幅広い参加をお待ちしています。