〜古都・京都に響いたコーラス部・28人の歌声〜 | |
「京都総文」コーラス部参加・報告記 | |
■「京都総文」に東高から演劇部、コーラス部が参加!
![]() 今回のテーマは「咲き誇れ 京ここから 翔びたとう 未来(あす)に向かって」。古都・京都市をはじめ、京都府内9市1町の18会場で、8月2日から6日までの間、演劇、合唱、新聞、日本音楽、郷土芸能、文芸など18の部門に、延べ3,159校、約2万5千人の生徒が集い、日ごろの練習の成果を競い、発表し、交流を深め合いました。コーラス部の発表の模様をお伝えします。 ■磯崎新設計の京都コンサートホールで ![]() 「京都総文」合唱部門の発表会が開催された8月6日(日)は、京都市の最高気温が38度を記録する猛暑。その中で、42都道府県から選ばれた代表とともに、古都・京都コンサートホールにおいて東高コーラス部も東京都代表として日頃の練習の成果を披露しました。 会場となった京都コンサートホールは「建都1200年」を記念して、1994年に磯崎新氏設計によって竣工された本格的なクラッシックホール。 ![]() ■正統派の演奏で さて、東高のコーラス部の発表は25番目。午後2時55分から8分間。「京都総文」の合唱部門は、コンクールではなく、あくまでも各県代表が自分達の歌を披露するという形で行われるため、編成も自由で、単独校の発表のみならず、複数の学校で合同合唱を披露することもでき、少数精鋭で美しい声を響かせる団体もあれば、県内の複数の学校が集まり、大人数でパフォーマンスも交えた楽しい発表を見せてくれる県もあり、多彩です。その中で、東京都代表・東高コーラス部の28人はかなり少数。しかも指導者を持たず、生徒自らが曲を作り、指揮をするという団体はかなり稀です。 とりわけ前の2団体が人数も多く、パフォーマンスも入る華やかな発表だっただけに、どんな演奏を見せてくれるのか少し心配でしたが、日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、正統派の美しい響きで観客を瞬時に曲の世界に引き入れ、最後まで魅了し続ける素晴らしい演奏でした。 ![]() 演奏したのは「じゃあね」(谷川俊太郎作詞・相澤直人作曲)と「病める皇帝の祈りのうた」(大岡信作詞・鈴木輝明作曲)の2曲。「じゃあね」を作曲した相澤さんは東高コーラス部OBで、現在PTAコーラス「そよかぜ」の指導者でもあります。当日は会場まで応援に駆けつけていらっしゃいました。ステージ後はロビーで記念撮影と記録ビデオ作成のためか、取材が入り部員たちの気分も最高潮。 コーラス部は「京都総文」に先立って行われた、NHK全国学校音楽コンクールにおいても、高等学校の部・東京都西地区予選で金賞を獲得。東京都コンクール本選においても銅賞を受賞し、今年は一人ひとりの部員の思い出に残る、充実した夏になりました。 | |
満喫してきました!!!! | コーラス部部長 木村有紀さん |
東京都からの推薦で、「全国高等学校総合文化祭・京都大会」に参加してきました。7月のNHK全国学校音楽コンクール東京都西地区予選で、金賞を受賞し、8月3日の本選では銅賞を受賞したという事もあったからか、6日の京都総文はいつもより、楽しんで歌う事ができた様な気がします。
◆1日目に行われた交流会で、全国の高校生と一緒に合唱したり、ゲームに参加したりするなど、楽しい一時を過ごせました。 ![]() ◆2日目の本番!!!!講評をして下さった先生に、「八王子東高校コーラス部の普段から流れている暖かな雰囲気が伝わってきた」とおっしゃって頂きました。 8月の京都は暑かったですが、そんな暑さに負けず、コーラス部は、とても元気で、京都で過ごした3日間を自分達なりに、満喫してきました!!!! これから先にも、たくさん、自分達の歌を発表する場があります。その事を幸せに思い、今後の練習も頑張っていきたいです。最後になりましたが、いつも私達コーラス部を支えて下さっている、顧問の先生、OB、OGの先輩方、保護者の方々、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。 |